こんにちは。
eight blogをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、初心者から始めてたった2回の受験で7.0を取得した時に実践して効果的だった勉強法をご紹介しています。
さて、今回は【IELTSスピーキング対策】おすすめ教材と練習法についてです。
この記事は以下のような方へオススメです。
・スピーキングが苦手で何から手をつけたら良いのかわからない
・スピーキングスコアが伸び悩んでいる
・具体的な教材や練習方法を知りたい
それでは早速いきましょう!
おすすめ勉強法1:短い文章を完コピする
自分でゼロから英語で話すことが難しい場合、まずは「短い文章を完全に真似する(完コピ)」ことから始めてみましょう。
完全に真似するというのは、「発音」「声のトーン」「単語同士のつながり」など細部に至るまでをできる限りそっくりになるまで練習するという意味です。
英語をペラペラと話すためには、自分の考えを「正しい文法、正しい発音、正しいリズム(抑揚)」で伝えることが必要です。
この内、「正しい発音・リズム」が最もマネしやすく、誰にでも簡単に習得できます。
いきなり長文をマネする必要はありませんので、まずは短い文章(1文程度)を完全にマネするように練習します。
この時、身振りや仕草、姿勢なども含めて、出来るだけその人になりきって練習しましょう。
日本語と英語は声の出し方や話し方が違うため、ただなんとなく音読しても日本語のリズムやアクセントが残ってしまいます。英語スピーカーを演じることで、徐々に英語が自分のものになってきます。
最初は、なんだか小っ恥ずかしいと感じると思いますが、とても効果がある方法なので是非試してみてください。ある日、英語を話している時の自分と日本語を話している時の自分の声やトーン、性格までも全く違っていることに気付くと思います。
そして、どんな文章を真似すれば良いのかというと、「自分が実際に試験や日常で使いたい表現」もしくは「様々な文法表現が網羅されているもの」が効果的です。
初めのうちはテキストを使った方が効率がよいので、おすすめの教材を以下のとおりご紹介します。
おすすめ勉強法2:長い文章を完コピする
短い文章に慣れてきたら、徐々に長めの文章に挑戦しましょう。
とは言っても、長めの文章も短い文章の練習方法と同じです。
どんなに長い文章も、短い文と文の組み合わせてで出来ているため、短い文章の完コピができるようになることで、自然と長い文章も少しずつ話せるようになってきます。
長い文章を自然に話せるようになるためには、上記でもお伝えした「発音」「声のトーン」「単語同士のつながり」を意識することが重要です。ただし、短い文章とは異なり、長い文章の場合は、呼吸のタイミングや英語独特のリズムが合わないと、途中でつっかえてしまったり、スピードが落ちてぎこちない英語になってしまいます。
長い文章で練習する時は、特に「呼吸のタイミング」「英語のリズム」を意識して練習すると良いと思います。
また、スピーキングと同時にリスニングもレベルアップさせるために、長い文章の音読練習する時は、実際のリスニング教材を使うことをオススメします。
具体的なやり方は以下の通りです。
1)リスニング教材の問題を解く
2)自己採点し、間違った箇所の理由を確認する
3)スクリプトを読んで不明な単語や文法を調べる
4)スクリプトを声に出して音読する。この時に文章の意味を頭の中でイメージする。
5)音声を聴きながら同時に被せるように音読する。上記同様に文章の意味を頭の中でイメージする。
6)スクリプトを見ないで音声を聞いて、聞き取りや意味が理解できているか確認する
7)数日時間を空けてから問題を解き直す
8)不正解の箇所があれば2)へ戻る
この練習方法の最大のメリットは、スピーキングとリスニング両方を一気にトレーニングできるという点です。
以下のリスニングテキストがオススメですので、ご参考にしてみてください。
おすすめ勉強法3:自分で英語を書いて音読する
さて、いよいよここからは、自分の言いたいことを英語にして音読する練習です。
これまでに練習した「発音」「トーン」「単語同士のつながり」「リズム」「呼吸」を意識して自作の英文を音読してみましょう。
いきなり長い文章を書こうとすると挫折しますので、焦らずにまずは短い文章から始めることをオススメします。
例えば、自分の家族・親友・好きなスポーツ・食べ物など、調べなくても語れるものが良いです。
なぜならば、このような話題は自己紹介で今後も何度も使い回しが出来ますし、IELTSスピーキングでも頻繁に出題されるトピックですので、やっておいて損はしません。
ここで注意点があります。初心者のうちは、いきなり声に出して話し始めようとしてはいけません。「単語が出てこない」とか「文章がつながらない」あるいは「正しい文法になっているのか気になる」などの弊害があってなかなか前に進まないからです。
そんな時は、一旦、文章に書き起こしてみることを強くオススメします。このステップを踏むことで、英語でアウトプットする練習になりますし、日本人が得意としている文法力を活かして、ストレスなく継続ができます。
何も書かずにある程度話せるようになってきたら、いちいち書く必要はありませんが、IELTSスピーキングテストで採点対象になっている、文章の構成である受動態や関係代名詞、単数/複数などの細部にまでこだわるためには、まずは書く練習が効果的です。
その際、もし自分で書いた英語が「単調でつまらない」とか、「もっと複雑な表現をつかってみたい」という場合は、こちらのテキストがオススメです。
リフレーズと呼ばれる言い換え表現(like→ fan ofなど)や、よく使う表現が多数紹介されているため、このテキストを参考に使いたい表現を増やしていけば、1-2分間のスピーチができるようになります。
おすすめ勉強法4:出題テーマに絞ってトーク内容を磨き上げる
さて、いよいよ最終ステップです。
ここでは、IELTSの試験本番を意識した具体的な練習方法です。
IELTSのスピーキング問題は4ヶ月に1度の周期でトピックスが入れ替わります。
例えば2021年夏の場合は、
Describe a house or apartment you would like to live in.
Describe an interesting animal you have seen.
Describe a successful small business that you know about.
Describe a crowded place you’ve been to.
などがパート2のトピックスです。
実際の出題テーマに沿って、ステップ3でご紹介したように、まずは言いたいことを文章に起していきます。
その際、必ず5W1H(いつ、どこで、誰が(と)、なぜ、何を、どうした)に沿って文章を書くようにします。実際に配布されるトピックカードにも同様のことが指示として書かれています。
仮に5W1Hが漏れていても採点に影響はしませんが、これに沿って文章を考えていった方が組み立てやすく、冗長になることを防ぐ効果もあります。
文章を考えた後は、実際に声に出して音読します。
その時に時間を計り、およそ2分程度になるように文章の長さを調整しましょう。
2分を超えても減点にはなりませんが、初心者のうちは長く話していると、うっかり墓穴を掘る可能性もあります。一方、短すぎる場合は、もっと話すように試験官から要求されるケースもあります。この場合、当日の緊張感の中で更なるストーリーを紡ぎ出すのはリスキーですので、練習の段階から2分程度のストックをどんどん増やしておきましょう。
ステップ4まで来られた方は、とにかく模擬試験で場慣れしておくことが大変重要です。
その場合は、オンライン英会話を使ってIELTS模擬試験を安く受けまくる方法がありますので、以下の記事を参考にしてみてください。
私は当時、英語を話す時にドキドキドキドキしていて、「間違えたらどうしよう」とか「伝わらなかったらどうしよう」と常に緊張していました。
そんな時に、今回ご紹介した方法で、日本語と英語の話し方の違いに気付き、段階的にトレーニングすることで、初回の試験でスピーキング6.5を取得できました。
スピーキングはメンタルが与える影響も大きいので、英語話者になりきるトレーニングで自信があるような身振り手振りを交えて、堂々と話せるように何度もトレーニングしてみてください。
必ず、道は開けます!
大丈夫です!あなたなら出来ます!応援しています!
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