【初心者向け】IELTSスピーキングパート2の実践的な練習方法 4ステップ

スピーキング

こんにちは。 

eight blogをご覧いただきありがとうございます。 

このブログでは、初心者から初めて2回の受験でIELTS7.0を取得した時に実践した効果的な勉強法をご紹介しています。 

さて、今回は多くの方が苦手としているスピーキングの実践的な練習方法をご紹介します。 

このブログはこのような方を対象としています。 

・2分間ひとりで喋り続けることができない 
・IELTSスピーキングで目標スコアが出ていない 
・具体的な練習方法やコツを知りたい 

それでは早速ご紹介します。 

実際に出題された以下の問題を例にとって解説いたします。 

問題:Describe a foreign country or culture you would like to know more about. 

「あなたがもっと知りたい外国や外国の文化について話してください」というタスクです。 

スピーキングパート2では、このような形式で「過去の経験」や「現在の習慣」「未来の願望」などような大きな括りの中で「文化」や「友人・有名人」などについて2分程度話し続けることが求められます。 

ステップ1:キーワードを箇条書きする 

まず重要なことは、いきなり文章を作り始めないことです。2分間実際に話してみると実感できると思いますが、結構長いので、それなりのストーリーを考えてから文章化する方が後々困らないので、おすすめです。 

そこで、まずはキーワードを箇条書きにしてアイディアを吐き出します。 

自分が興味のある国や文化について、話ができそうなキーワードを思いつく限り出していく作業です。 

この時、「そんなこと言われても、何も見ずに語れる国なんて無いよ」と思われる方も多いかと思いますが、

情報の正確性ではなく英語力を測る試験のため、例えば人口や経済成長率などの数字を間違えずに暗記しよう、というような事は考えずに純粋に英語の文章構成・表現力の方に意識を向けて勉強する方が効果的です。 

具体的には、私の場合、過去タイに住んでいたことがあるため、そこでの経験なら話せそうだなと思ったので、以下のようなキーワードをとりあえず書き出します。 

タイ、辛い料理、人々の笑顔、初めて駐在した国、・・・ 

多くの方が「そもそも使えそうなキーワードが思い浮かばない」という悩みを持っていますが、正直、今挙げた4つのキーワードからでも内容を膨らませることで、十分に2分間スピーチの原稿が作れるので問題ありません。 

ステップ2:ストーリーを考える 

ステップ1で挙げたキーワードからストーリーを考えます。 

ここでのタスクは「自分がもっと知りたい国や文化」ですので、なぜもっと知りたいのかという理由を考えます。 

その国の好きなところ、印象的な出来事、旅行の思い出 など自分自身の経験から思い当たるエピソードを思い出します。 

自分の経験から出たエピソードの方が、ストーリーや文章が生き生きしますので、くれぐれも何かの対策本やブログで紹介されているようなエピソードを真似するようなことは避けてください。内容が不自然になると採点上、不利になりますので、オススメしません。 

私の事例では、初めて海外で働いたのがタイであり、外国人に話しかけるだけでもドキドキしていた当時の記憶を頼りにストーリーを組み立てました。 

・初めての海外生活で外国人と話すだけでドキドキしていた 

・職場では文化の違いによるストレスを感じていた 

・現地の人々の温かい笑顔やノリの良さで徐々に克服できた 

・最終的には現地の人々や食事などが大好きになった

以上のような簡単な文章をつなぎ合わせて大まかなストーリーを作ります。 

ステップ3:初めて会った人に話すつもりで丁寧に情景・ 感情描写をする 

最後に2分間のストーリーにまとめる際に意識した方が良い点は、 

初めて会った人に話すつもりで丁寧に情景・感情を描写する」ということです。 

元々おしゃべりが上手な方は自然と意識できていることかもしれませんが、 

私はあまり得意な方では無いため、細かい話を端折ってしまうクセがありました。 

試験官は当然、初対面ですからあなたの人と成りを知りませんので、 

その時の情景や感情が伝わるように丁寧に文章を考えることで、 

相手にもよく伝わりますし、アイディアが浮かばないテーマでも話を膨らませることができるので、効果的です。 

最後にこの流れで作ったストーリーを確認してみましょう。 

Describe a foreign country or culture you would like to know more about. 

(導入) 

I used to work and live in Bangkok Thailand 9 years ago and really love that country. 

(アイディアの提示) 

It was my first experience to live abroad so everything was challenging. 

(具体例) 

For example, I was not used to talk with foreigners so much in those days. So I had butterflies in my stomach every time when I tried to speak to local people. 

In addition, I encountered many cultural differences in the work place so I was exhausted working there. In the beginning of my stay, I felt frustrated that I couldn’t express my thoughts and feelings exactly due to lack of communication and language skill. Sometimes I wanted to go back to my home country. 

(タイを好きになった理由) 

When it comes to Thailand, it is called an amazing country or a country of smile. As for me, I was helped and overcame difficulties thanks to people’s brilliant smile many times. I worked there for more than 4 years. In the last of my stay, I was totally absorbed in fascination of the country. Now, I am living in Vietnam but I miss that country from time to time. I love the local spicy foods such as Tom Yam Gun. And I would like to learn how to cook such kind of cuisines.  

(結論) 

My dream is to entertain my family with my elaborated Thai foods. Although it is impossible to go there due to pandemic, I hope to see my friends living there and introduce favorite local restaurants to my family. Further, the country is developing so fast especially the capital city Bangkok. So I would like to know the trend of food culture now. 

ステップ4:書き出した文章を音読する 

考えたストーリーを自分のものにするためには、暗記するくらいまで音読を繰り返します。発音も採点基準に含まれていますので、曖昧な単語があれば必ず正しい発音を確認しながら練習するようにします。 

どのくらい練習すればよいか?という質問を多く受けますが、答えは、あなたが正しい発音で暗唱できるまで、です。 

これをいくつかのタイプの質問に対して繰り返すことで、自分なりのトークのストックが出来上がり、加速度的に話せるようになります。 

効率よくテーマを絞り込む方法は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。 

スピーキングパート2は多くの日本人の方が苦戦する分野ですが、一つ一つ分解して対策を取れば、必ず上達します。

大丈夫です!あなたなら出来ます!応援しています!

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